テクニック満載!幸せになれるオススメの行動心理学入門本

心理学

皆さん、幸せになりたいですよね?

怪しげな書き始めになってしまいましたが今回は心理学の本がテーマです!

いくらたくさん稼いでも幸せじゃないと意味ありませんし、

いくら貧乏でも幸せなら問題ありません!(極論ですが…)

そんな幸せへのヒントをいただこうと、植木理恵さんの「幸運を引き寄せる 行動心理学入門」を読みましたので、皆さんにご紹介します。

実生活に活かせる内容満載の1冊になっています!

本書の構成とおすすめポイント

本書は4つのテーマで構成されています。

  • ビジネス×行動心理学
  • 人間関係×行動心理学
  • ルーティーン×行動心理学
  • 恋愛×行動心理学

この4つのテーマで74ものテクニックが紹介されているため、自身の実生活にマッチしたテクニックが見つかります!

またこういったテクニックというのは、信憑性が気になるところですが、テクニックごとにどんな論証となる実験が紹介されているため、とても納得感が高いです!

それでは各テーマごとに特に興味深かったテクニックをひとつずつ紹介したいと思います。

ビジネス×行動心理学「運が強いと思い込む人ほど10年後、成功している」

ビジネスに関する行動心理学として「運が強いと思い込む人ほど10年後、成功している」が一例としてあげます。

これを確かめる実験として、ゴルフのパターを行った結果があります。

ラッキーボールと伝えられ渡されたボール

一般的なボールと伝えられ渡されたボール

2つのボールでのパットの成功率を比較したところ、ラッキーボールでの成功率は3割もパットの成功率が上がりました。(詳しくは本書を参照してください)

このような思い込みで良い結果を思い描き、それが現実となる現象を「自己充足的予言」といいます。

なぜこのようなことが起こるかというと、人間は無意識にその予言に沿った行動をとるため、結果として予言を実現化させてしまうためと考えられています。

これはビジネスにおいても重要で、自分は運がいいと思い込むことができれば、良い結果につながるということです。

タロ
タロ

前向きに生きられるといいことがあるんだね~

人間関係×行動心理学「幸せな友人が多いと幸せになる」

人間関係での心理学の一例として「幸せな友人が多いと幸せになる」をあげます。

ハーバード大学が総勢1万2000人以上を30年以上にわたって追跡する大規模な社会的調査を行いました。

そこで幸福度と人間関係の関係性を調査したところ、日々接している友人や家族が幸せを感じていると当人も幸せを感じる可能性が15%上昇するということがわかりました。

これは私たちも実体験が感じられるもので、友人や家族が喜んでいれば幸せな気持ちになりますし、パートナーがイライラしていれば、自分もイライラした気持ちになりますよね。

しかしそれだけでなく、これは直接顔を合わせていない人間にも影響があり、なんと3人目まで「伝染」します。(幸福なAさん→Bさん→Cさん→被験者)

この被験者は6%幸福になるとのことです。

タロ
タロ

6%の幸福度ってどれくらいなんだろ…

一概に金額には表せないと思いますが、年収が1万ドル(約110~120万前後)アップで幸福度は2%あがるそうなので、6%はかなり大きいってことですね。

幸せになりたいと思うならば、よき友人や家族との関係を深めることが大事ということですね。

ルーティーン×行動心理学「大きいフォークを使うと満腹感を覚えやすい」

次はダイエットに関する心理学、「大きいフォークを使うと満足感を覚えやすい」について。

ダイエットは興味のある方も多いと思います。そんな方のために、ダイエットに関する心理学です。

なんと大きいフォークを使うだけで、食べる量を減らすことができるようです。

実験は単純で小さくフォーク使うグループと大きいフォーク使うグループ、それぞれに料理を食べてもらうことを行いました。

小さいフォークは大きいものより、およそ20%少ない量しか食べられないサイズでした。

その結果、大きいフォークのグループは小さいフォークのグループより、多くの料理を残しました。

タロ
タロ

大きい方が食べやすそうなのに、どうして多く残すんだろ?

人間が満腹感を覚えるまでには時間がかかります。
ところが満腹中枢が働くまでは、人間は食器の大きさで満腹になる簡単な目安を計っているのです。

自分をコントロールして、ダイエットを成功させる。心理学の面白いところですね。

恋愛×行動心理学「失恋経験は打ち明けない方が立ち直りが早い」

恋愛パートの一例として「失恋経験は打ち明けない方が立ち直りが早い」を紹介します。

タロ
タロ

これは早く知っておきたかった…

本書では「悲しみや苦痛を書き出し、誰にも見せずに捨て去る」という方法がおすすめされています。

実験は、まず被験者に失恋体験を書き出してもらい、2つのグループに分けました。

Aは失恋体験談を提出

Bは封をした上で、失恋体験談を提出

するとBの封をしたうえで提出したグループの方がポジティブな気持ちになっていることがわかりました。

これは書き出すことで体験を見つめなおし、その上で心の整理がついたと考えられます。

自分の手でカタをつけたと実感がそうさせたようです。となれば、封をするよりいっそ燃やしてしまうほうがよいとのこと。

過去とスッキリ決別したいときにオススメの方法です。

まとめ

本記事では4つの各テーマで1つずつ例を載せてみました。

なかなか興味深い内容だったのではないでしょうか?

他にもビジネス、プライベート、どちらにも活かせる74の心理テクニックが記載されていますので、是非読んでみてください!

心理学で今より幸せな未来をつかみましょう!

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